ヤマギシの豚肉について
◯ ヤマギシの豚肉はどんな豚肉?
おすすめは豚しゃぶ用(300g)です。
ロース・肩ロース・モモをバランスよく。
ご家庭での豚のしゃぶしゃぶにピッタリの豚肉です。
豚肉本来の味はサッパリとしたポン酢でどうぞ。
◯ 豚肉本来のうま味とまろやかな脂質
ヤマギシの豚肉は三重県伊勢平野に位置する豊里実顕地で生産されています。
ヤマギシ独自に育成している原種豚をルーツとし大型改良種との交配を繰り返して、長年かけて作り上げた豚を、 天窓の付いた風通しの良い開放式豚舎で伸び伸びと健康的に育て、 自家配合の餌で200日以上じっくり長期肥育しました。
その肉は見た目にも色鮮やかで肉に弾力があり、 噛むとさっくりした歯触りで甘い肉汁がじゅわぁっと染み出てくる、 赤身の味わいが脂肪の甘さ・まろやかさと調和し、豚肉本来の風味がある 美味しい豚肉に仕上がっています。
◯ ヤマギシ独自の原種豚を育成
ヤマギシの豚は、肉質・脂質・繁殖性・強健性・耐病性などの点で優れている中国種(チャイナジャパン)を原種豚にして、大型改良種との交配で改良に努め、ヤマギシ独自の豚を実現させています。
この原種豚は長年に渡る純粋繁殖から生まれた血統純度の高さ、遺伝力の強さは他に類をみないほど優れたものになりました。
◯ 自家配合飼料による長期飼育
一般に五~六ヶ月の肥育期間で肉にする養豚が多い中で、ヤマギシの豚はそれよりもなお一ヶ月以上長く飼います。
麦由来の自家配合飼料で長期間じっくり育てた豚の肉は、短時間で早く大きくした豚の肉と比べて味と肉質の良さがはっきりと現れます。
こうして肉のキメ細かさ、弾力の良さ、保水力の高さ、味の良さなど、より成熟度の高い中身のつまった肉が産み出されています。
◯ 風が吹き抜ける快適な飼育環境
風とおりと採光に恵まれた開放型畜舎。
豚は新鮮な空気をいっぱい吸って、 心地よい日光浴を楽しみ、 広い舎内を歩き回って足腰を鍛え、 思い切り運動をして暮らしています。
そんな穏やかな環境のもとで、 床に敷かれた木の皮、オガクズ、モミガラなどを掘り起こしては食べ、 元気に砂浴びをして遊び、伸び伸びとした豚本来の暮らしで、ストレスのない健康な豚が育っています。
◯ ヤマギシの豚肉 原種豚チャイナジャパン
中国には有名な黒毛系の桃園豚、梅山豚、北京黒豚、東北民豚などの原種豚がいますが、ヤマギシの原種豚は多くの特質を具えた中国東北部原産種(独自名:チャイナ・ジャパン)です。
中国原産種を種豚とした豚の肉は比較的赤くとても旨味が濃く良質なのですが、欧米系の大型豚に比べ歩留まりが悪く発育が遅いという欠点から生産者が増加しませんでした。
しかしこのチャイナジャパンという原種豚は、欧米系の大型豚に比べ、肉のキメの細かさ、繊維の柔らかさ、味、肉質なども良く、また多産で子育ても上手です。
ヤマギシの農場では、長年にわたり独特の交配方法で劣性遺伝を取り除き、純度の高い血統原種へと固定化し、優秀な遺伝子を持った原種豚を残し、保存・育成しています。